神奈川県にいながらにして、出雲大社にお参りできてしまう!と人気の神奈川県秦野市にある出雲大社相模分祠(いづもたいしゃ/おおやしろ さがみぶんし)。
「関東のいづもさん」と呼ばれ、有名な島根県の出雲大社と同じ大国主大神(おおくにぬしのおおかみ)、事代主大神(ことしろぬしのおおかみ)などをお祀りしている神社です。
出雲大社相模分祠は明治21年(1888年)に作られました。
当初は渋沢峠という少し離れた場所にありましたが、昭和50年(1975年)に現在の地に移っています。
お参りすると本家の出雲大社と同じご利益を得られるということで、人気の高い神社です。
出雲大社の神様の霊を分けて祀っている分社なので、参拝の方法も島根の出雲大社とまったく同じなんですよ♪
相模分祠は縁結びの神様として親しまれていますが、ほかにもたくさんのご利益があるとされています。
今回は出雲大社相模分祠の参拝方法とご利益について、そしてお守りについても紹介していきますね。
出雲大社相模分祠の参拝方法
出雲大社の参拝方法は「二礼四拍手一礼」とされています。
多くの神社では「二礼二拍手一礼」が一般的なのですが、相模分祠では島根の出雲大社と同じように「二礼四拍手一礼」を参拝の作法としています。
初めて参拝するときは独特の作法にちょっと戸惑いますが、お参りする場所に参拝方法が順序だてて書いてあるのでその通りにすれば大丈夫です♪
私も初めて行ったときには周りで参拝する人たちの拍手の多さにびっくりしてしまい、どうしよう!ここでのお参りの仕方がわからない…と思ってかなり動揺したのですが、目の前にきちんと書いてあったので安心してお参りすることができました。
出雲大社相模分祠は住宅街のなかにあって少しこじんまりとした雰囲気なんですが、手入れが良くされていて華やかでとても活気があるんですよね。
一年を通じていろいろなお祭りやイベントがあり、行くたびに発見のある楽しい神社なんです♪
出雲大社相模分祠のご利益
出雲大社相模分祠に参拝するとこのようなご利益があるとされています。
復縁
商売繁盛
地鎮
農耕
医薬
子授け
安産
教育学芸
厄除け
八方除け
…などなど。たくさんありますね~♪
この中でも広く知られているのが本社の出雲大社と同じ「縁結び」です。
この「縁」というのは、単に男女間の縁だけではなくてさまざまなご縁を指しています。
この世で幸せに暮らしていくためのありがたいご縁を結んでくださるんですね。
ですから、仕事や地域での良いご縁を願ってお参りする方や、かつてご縁があった方との復縁を願ってお参りする方もとても多いです。
縁を結んでくれる神さま、素敵ですね。
ご近所さんが話していたんですが、婚活中の知り合いの女性3人に相模分祠で縁結びのお守りを買ってプレゼントしたら、その3人全員がほどなく結婚したんだそうです。
3人が3人ともって軽く驚きませんか?もちろん偶然かもしれませんが…お守りパワー恐るべしです。お守りが人生の良いご縁を結んでくださったのかな?と思うと嬉しいですよね。
出雲大社相模分祠で祀られている大国主大神は黄泉がえりの神としても知られています。
一切の災禍を退けて下さる厄除けの神・八方除けの神としても仰がれているんですよ。
出雲大社相模分祠のお守り
出雲大社相模分祠では、訪れる人の願いによってさまざまなお守りを取り揃えています。
「出雲大社御玉串」や「縁むすびの糸」など、島根県の出雲大社で授与されているものも、出雲大社相模分祠で同じように購入することができます。
人気の出雲大社のお守りが島根まで行かずに手に入るのは、とてもありがたいですよね。
島根の出雲大社のお守りだけではなく、相模分祠独自のお守りもあります。大いに迷ってくださいね♪
先に触れた、知人にお守りをあげたという方はえんむすびと書いてあるお守りにしたと話していましたよ。
そのほか目的に合わせたお守りがいろいろ揃っていますが、相模分祠で特に人気の高いのは「立春大吉」のお札なんです。
毎年新年を迎えると神社の授与所(社頭)で頒布(販売)されます。頒布の期間は1月1日から2月19日(その年の雨水の日)までです。
立春大吉を貼るのは立春の日が最良なのですが、雨水の日までに貼ればよいとされているため19日までの販売と決まっています。
立春大吉のお札は、新春の光に新たな力を授かり、草花の生命力にあやかろうという季節の縁起物です。
立春の日に玄関に貼り、翌年の立春に次のお札に貼り替えるまで、一年間家内を守ってもらうのですね。
立春大吉のお札は社頭での授与(販売)のほかに、オンラインでの販売もしています。12月から立春すぎまでの限定販売です。
その他の期間は販売していません。
入手しそびれてしまった場合は、次の年の初めに入手して立春の日に玄関に貼りましょう♪
立春大吉のお札についてはこちらの記事で詳しくお伝えしています。
出雲大社相模分祠の参拝方法・ご利益・お守りについてのまとめ
「関東のいづもさん」として親しまれている神奈川県秦野市の出雲大社相模分祠は、島根県の出雲大社と同じ神様の霊を分けた分社です。
出雲大社相模分祠の参拝方法は、本家の出雲大社と同じように「二礼四拍手一礼」と言う作法で参拝します。
相模分祠でお参りしても、出雲大社にお参りしたのと同じご利益があるということで、とても人気の高い神社です。
広く知られているご利益は「縁結び」です。
男女間の縁だけにとどまらず、生きていくうえでのかけがえのないご縁を結んでくださると言われています。
一度会ったご縁を再び、と復縁を望んでお参りする方も多いです。
お守りは島根県の出雲大社で授与される「出雲大社御玉串」や「縁むすびの糸」などのほか、出雲大社相模分祠だけのお守りもあります。
相模分祠では「立春大吉」のお札もとても人気があり、新春にはたくさんの方が立春大吉を求めてお参りにやってきます。立春大吉のお札は郵送もしてもらえます。(期間限定)
出雲大社相模分祠にお参りする際に、参考にしていただければ嬉しいです。
出雲大社相模分祠の行き方や駐車場、周辺でのランチなどはこちらの記事で詳しく書いています。
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