山岳スポーツセンターは、神奈川県秦野市の県立戸川公園内にある宿泊もできる施設です。
公園を利用する人たちが、山や自然により親しむことができるようにと作られた場所です。
この山岳スポーツセンターの予約や宿泊施設、駐車場はどこにあるかなど詳しく紹介しますね。
山岳スポーツセンターは『山岳』という名前ではありますが、登山に関する利用だけではなくて、合宿や研修会、懇親会、レクリエーションなどさまざまな用途に利用できるお役立ち施設なんです♪
そして、山岳スポーツセンターにはスポーツクライミング用の立派なクライミングウォールも設置されています。(クライミングウォールを利用するには予約と資格が必要です)
施設は家族や親しいグループなど、誰でも利用できるので、戸川公園やグラウンドを利用したあとの休憩なんかにも使うことができてとても便利なんです。
本文で詳しく書いていきますので、ぜひ最後まで読んでくださいね。
山岳スポーツセンターの予約方法
山岳スポーツセンターの施設の使用を申し込むときは、山岳スポーツセンターの窓口で直接申し込むか、電話かFAX(申し込み用紙のPDFを印刷したものを送付)、メール(申し込み用紙のエクセル添付)で申し込みをします。
窓口 窓口で直接申し込む
電話 TEL:0463-87-9025
FAX FAX:0463-87-9026 PDFの申込用紙(宿泊の場合は宿泊者名簿も)
メール MAIL:sangaku@kanagawa-park.or.jp(エクセルの申込書添付)
※PDFやエクセルファイルは、山岳スポーツセンターのホームページからダウンロードできます。
開館時間:午前9時~午後5時
休館日:毎週月曜日(祝祭日の時は開館、夏休み中は臨時開館)、祝休祭日の翌日、年末年始
※休館日前日の宿泊利用は不可
宿泊室は、利用日の3ヶ月前の初日から利用日の1週間前まで。ただし空室があり支障のない時は、当日の予約でもOKです。
研修・トレーニング室は利用日の3ヶ月前の初日から利用日まで予約できます。
クライミングウォール 利用日の3ヶ月前の初日から利用日まで予約できます。
※クライミングウォールを利用するには予約のほかに資格も必要です。
山岳スポーツセンターの利用料金
続いて、山岳スポーツセンターを利用する際の料金について紹介していきますね。
◆宿泊を伴う利用◆
(午後3時~翌朝10時)
小学生(未就学児を除く) 1人1泊 1,570円
その他の者 1人1泊 3,140円
◆宿泊を伴わない利用◆
(午前9時~午後5時)
1時間1室 160円
◆研修・トレーニング室◆
一般利用
1人午前 160円
1人午後 210円
専用利用
1時間 530円
◆屋外クライミングウォール◆
リードウォール
一般利用 1時間 200円
専用利用 1面1時間 2,000円
スピードウォール
一般利用 1時間 200円
専用利用 1面1時間 2,000円
(利用時間は、午前:9時~12時 午後:1時~5時)
※金額はすべて税込
山岳スポーツセンターの宿泊施設
山岳スポーツセンターには宿泊施設が整えられています。
宿泊棟 宿泊室
1階(和室)8畳4人用⇒6部屋
2階(洋室)2段ベッド4人用⇒5部屋
2階(洋室)談話室兼2人用⇒1部屋
食堂 テーブル10卓(合計40人使用可)
自炊式なので食材は持参する必要があります。キッチン家電や食器などは施設のものを使えます。
ただし特に使いたいものがあったら持参して大丈夫です。(ゴミは持ち帰りましょう♪)
寝具は常備されていて無料で借りられます。パジャマやタオル、アメニティーの準備はされていないので自分のものを持っていってください。
山の空気は思いのほか冷たいです。朝晩は特に冷えますから、羽織るものなど用意していくといいですね♪
部屋の中や食堂などは冷暖房完備なので、快適に過ごせます。
山岳スポーツセンターにはシャワー室(男女別 各3人利用)もあります。
浴場はないのですが、シャワーは男性用、女性用が各3ブース設置されています。
シャンプーなどは用意されていないので持参してください。
シャワー室は、以前は宿泊しない人でも利用できたのですが、今は宿泊する人だけが使えます。
山岳スポーツセンターに行くときの駐車場
山岳スポーツセンターに宿泊する場合は、宿泊者専用の駐車場が利用できます。
台数に限りがあるので、宿泊の予約をする際に駐車場の確認もしておくと安心です。
来館者の駐車場はないので、山岳スポーツセンターに一番近い秦野戸川公園の諏訪丸駐車場(普通車77台)を利用すると便利ですよ♪
戸川公園の駐車場については、こちらの記事で詳しく紹介しているのでよかったらご覧ください。
山岳スポーツセンター近くのバス停
電車とバスを乗り継いで行くぞ!という場合には、戸川公園に行くときと同じバスを利用します。
小田急小田原線 渋沢駅北口バス停 のりば2「渋02」系統 大倉行 (神奈中バス)
小田急小田原線の渋沢駅から出ているバスに乗って、終点の大倉のバス停で降ります。
渋沢駅を出てから15分ほどで、終点の大倉に着きます。
大倉停留所を降りたらもうそこが戸川公園の入口だから迷わない~♪
そのまま公園内に入って、山岳スポーツセンターに向かってください。
山岳スポーツセンターのクライミング施設
次は山岳スポーツセンターのクライミング施設について紹介していきますね。
山岳スポーツセンターでできるのは、スポーツクライミングの中でもリードとスピードと呼ばれる種目です。
ただ、リードクライミングウォールとスピードクライミングウォールについては予約をしても資格がある人でないと使えないので注意してください。
そして山岳スポーツセンターでは、スポーツクライミングの中でボルダリングだけはすることができないんです。
ボルダリングができるのは、隣接するはだの丹沢クライミングパーク内にあるボルダリング専用の施設です。
はだの丹沢クライミングパークについてはこちらの記事で詳しく紹介しています。
ですが、山岳スポーツセンターの屋外に設置されているトラバースウォールは、予約も資格もなしで誰でも利用できます。しかも無料なんですよ~♪
子どもも楽しく利用できる高さで、気軽にクライマー気分を味わうことができるんです!
屋外(斜度可変式)高さ15m 巾3m…2面1基
屋内(固定式・研修室内)高さ5m 巾5m…1面1基スピードウォール
屋外 15m…2面1基
トラバースウォール
高さ2m 巾46m…1面1基(無料の施設)
※利用時間は午前9時~12時 午後1時~5時
山岳スポーツセンターの予約と宿泊施設、駐車場についてのまとめ
ここまで山岳スポーツセンターの予約や宿泊、駐車場のことなどお話ししてきました。
山岳スポーツセンターは、登山の正しい知識や技術を普及させるために平成9年7月に開所した施設です。
神奈川県スポーツ局の行うクライミング教室や指導者の養成、登山に関する研修会、会議や合宿などを行うために作られた施設ですが、野外活動、レクリエーションを楽しむための施設として広く一般に開放されています。
山岳スポーツセンターの予約の方法は4つあります。
- 窓口で直接予約する
- 電話で予約する
- FAXで予約する
- メールで予約する
予約する際には申請書、宿泊希望の場合は宿泊者名簿も必要になります。
山岳スポーツセンターの宿泊施設の内容は下記の通りです。
宿泊棟(宿泊室)
1階(和室)8畳4人用⇒6部屋
2階(洋室)2段ベッド4人用⇒5部屋
2階(洋室)談話室兼2人用⇒1部屋
食堂 テーブル10卓(合計40人使用可)
駐車場については、宿泊する場合には宿泊者専用の駐車場が施設内にあります。
宿泊をしない利用の場合は、秦野戸川公園の諏訪丸駐車場を利用してください。
電車、バスを利用する場合には、小田急小田原線 渋沢駅北口バス停 のりば2「渋02」系統 大倉行 (神奈中バス)に乗って終点大倉バス停で降ります。
山岳スポーツセンターではスポーツクライミングの種目、リードクライミングとスピードクライミングのできるリードクライミングウォール・スピードクライミングウォールが設置されています。
クライミングウォールは予約をすると利用できますが、資格が必要なので初心者の人が行ってすぐに利用するということはできませんので注意してくださいね。
家族や仲間で気軽に宿泊できますし、部活やサークルなどでも利用できます。山岳スポーツセンターを上手に使って楽しんでみてください!
コメント